年末、仕事納めの翌日から一泊で山陰の皆生温泉に行って来た。
大阪から米子へは中国自動車道から米子自動車道に入る。冬休みとはいえ、高速道路の割引日ではないためか普段渋滞する中国道宝塚トンネルも難なく通過。ガラガラである。
米子道に入っても車は少ないが、だんだん標高が高くなってくると最初は遠くの山、更に進むと道路両側も雪景色になり、大山山麓に差し掛かるとついに雪が降り始めた。
今回の旅行のポイントは松葉ガニと安来市の足立美術館と境港の水木ロードなのだが、米子が雨なのでまずは足立美術館に行くことにした。昼を過ぎていたので美術館のカフェで何か食べようかと思ったが、ちょうど駐車場の横に出雲そばの店があったので、そこに入る。本当は割子そばが名物らしいが、寒かったので天ぷらそば。
汁が非常に薄味で、調整用にそばつゆが付いてくるのがちょっと不思議。
腹ごしらえもしたところで美術館へ。入場料が高い。。。
絵と庭を半々に見ているとあっという間に時間が経ち、最後は駆け足で新館を見ることに。
ホテルのチェックイン時間を過ぎてしまったが、無事宿に到着。まずは温泉に。ちょうど夕食時だったせいか、大浴場貸し切り状態で入れた。お湯もあまりきつくなく、入りやすい。オーシャンビューらしいが、暗いので波の音がざっばーんと聞こえるだけ。
さて夕食。温泉旅館というとたいてい食べきれない量の夕食が出てくるが、ここはほどほどなので苦しくならずに済んだ。蟹も食べられて満足。唯一残念だったのは部屋が禁煙室でなく、しかもかなりタバコ臭が酷かったこと。空気清浄機全開&持ってきてもらったリセッシュを吹きまくったが。。。
翌朝起きると雨。それでも境港に向かってみた。まずは水産市場へ。一パイ2万円もする松葉ガニが活け蟹、茹で蟹で売られている。しかし狙い目はメスの蟹。せこ蟹、親蟹、香箱蟹などと呼ばれる小さい蟹で、肉は食べにくいが外子、内子(卵と卵巣)が楽しめる。一パイ300~400円なので、コストパフォーマンスは最高!
このあたりで雨から雪に変わってきた。駅前商店街のいわゆる水木ロードはゲゲゲの女房ブームで雪にも関わらず人がたくさん歩いている。でも駐車場はどこも有料だし、車から眺めるだけでスルー。
ガイドブックに出ていた寿司屋が開いていたので、入る。数日間海が荒れて漁船が出なかったが、その日は水揚げがあったということで臨時営業したとのこと。なので、あるネタでにぎりと上にぎりができるだけだったが、上にぎりが良かった。ノドグロがおいしかったのだが、採算度外視で仕入れた大物とのこと。その最後だったらしく、後から来たお客さんには上にぎりは終了と言っていた。
帰り道もチェーン規制が出ていたが、路面の積雪はなく、中国道の渋滞もなく、無事帰宅。夕食に買ってきたせこ蟹を早速茹でて食べた。
翌日から米子は大雪で交通マヒ。危ないところだった。
2011年1月1日土曜日
山陰旅行
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