先週、仕事でサンフランシスコに行ってきた。一週間の滞在期間なのだが、その間のメール送受信やインターネット環境について。
日本では家ではインターネットプロバイダーの光回線を契約しているが、外出時には日本通信のb-mobile WiFiに同社のU300という、プリペイドSIMを挿して使っている。b-mobile WiFiはSIMロックフリーのWiFiルータなので渡航先でプリペイドのSIMを買えば使える利点があり、実際に米大手電話会社のAT&TのSIMを使った体験談がネット上に見られる。
そこで僕もAT&TのプリペイドSIMを買おうと、早速現地でショップに立ち寄ったのだが、SIM単体の販売はしていないという。幸いホテルの部屋ではネットが使えたのでちょっと調べてみると、T-Mobileというキャリアがプリペイドの単体SIMを売っているらしいことがわかった。
早速T-Mobileのショップに行ってみると、確かに7日間有効の100MBのデータプランが$10というのがある。開通に別途$10で計$20である。早速購入しようとしたが、在庫がないとのこと。代わりにUSBタイプのデータ端末込みのものを割引すると勧められるが、それは必要ない。断ると、近くのモールの中の店に在庫があると教えてくれる。最初から言え〜。
で、モールの店へ。端末がunlockedか念を押されてから売ってくれた。その場で開通してくれてアメリカの電話番号が手に入った。
早速SIMを差し替え、機器設定。アクセスポイントネーム(APN)はホテルのネットで調べたところ、"epc.tmobile.com"、ダイヤル番号がいくら調べても分からないのでb-mobileのままの*99#、ユーザ名とパスワードは空欄に設定。ネットワーク選択をW-CDMAからGSMに変更するのを忘れていて難儀したが、最終的には無事接続。通信速度が300kbpsに制限されるb-mobileのU300と比べて格段に速く、快適である。
あとはT-Mobileのサイトでユーザーアカウントを開き、残量チェックや次回使う時の追加支払いができるようにするだけである。
しかし!なんとアカウント開設の初期パスワードが割当電話番号宛てのショートテキストメッセージで送られる仕様なのである。b-mobile WiFiは無線LANアダプタなのでテキストメッセージは受けられない。困った!
そこで再びT-Mobileショップへ。事情を説明すると裏に聞きに行ってから「できない」と。買った店に行ってくれと言うので、またモールの店へ。そこでも店のPC端末をいじった挙げ句、カスタマーサービスに電話して電話番号とPINを言えば教えてくれる、と言われてしまった。しかし、ダメ元で「このSIMを携帯電話に挿してテキストメッセージをダウンロードしてくれないか」と頼むと、引き出しからボロボロの携帯を取り出し、SIMを入れ替え、PCからパスワード再発行依頼を送信して、ついにパスワードGET!!いや〜、言ってみるもんです。
ちなみに7日パスが切れたあとでも回線自体は一年間生きているので、一年に一度7日パスをチャージしていれば次回アメリカに来た時にも使えるらしい。
b-mobile WiFiをアメリカで使う人の参考になれば幸いである。
2011年5月22日日曜日
b-mobileからT-Mobile
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿